概要
データセットとは、分析で使用するデータであり、1つ以上のテーブルを元に作成します。
元とするテーブルは、HRMOS内に蓄積したデータをシステムが収集して提供する「標準テーブル」、または、お客様が作成した「外部データテーブル」から使用できます。
実現したい分析に合わせて、どういったデータを必要となるか検討した上で、テーブルを元にデータセットを作成してください。
本記事では、データセットの作成方法、および共有方法について説明します。
※データセットは100個まで作成可能です。
目次
・提供する標準テーブル
・データセットを作成する(標準テーブル1つを使用して作成)
・データセットを作成する(フィールドを除外する)
・データセットを作成する(フィールド名を変更する)
・データセットを作成する(社員をフィルタリングする)
・データセットを作成する(外部データとHRMOSデータを掛け合わせる)
・データセットを編集する
・データセットを共有する
・データセットを削除する
詳細
提供する標準テーブル
システムが提供する標準テーブルについては、<こちら>をご参照ください。
なお、HRMOSタレントマネジメントにおいてご契約済みの製品がデータの取得元であるテーブルのみが提供されます。
全てのテーブルに共通で、社員ID/社員コード/メールアドレス/氏名 のカラムが存在します。
データセットを作成する(標準テーブル1つを使用して作成)
標準テーブル・外部データテーブルを元にデータセットを作成することができます。
ここでは、最も簡単なデータセット作成手順である「標準テーブル」を1つ使用したデータセットを作成する手順を記載します。
1. 「設定」タブ>「テーブル管理」>「データセット」の画面を表示し、画面右上または画面中央の「新規作成」ボタンをクリックします。
2. 名前に任意のデータセット名を入力し、使用するテーブルに「月次社員情報」を選択し、「作成」ボタンをクリックします。
分析したい内容に応じて、使用するテーブルを選択してださい。
3. プレビューでデータを確認し、問題なければ「保存」ボタンをクリックします。データセット作成時の初期設定は下記設定です。
・フィールド設定:選択したテーブルの全カラム選択
・フィルター設定:設定なし
フィールド設定、フィルタ設定を変更したい場合は他の手順を参考にしてください。
データセットを作成する(フィールドを除外する)
データセット作成時に、特定のフィールドをデータセットから除外することができます。
※データセットを部門人事や組織長(分析者)に共有する際、給与情報は閲覧不可/利用不可にしたい、等のケースを想定しています。
1. 「設定」タブ>「テーブル管理」>「データセット」の画面を表示し、画面右上または画面中央の「新規作成」ボタンをクリックします。2. 任意のデータセット名を入力し、使用するテーブルを選択し、「作成」ボタンをクリックします。
3. 右上メニュー「フィールド設定」から、分析で使用しないフィールドのチェックを外して除外します。
「フィールド設定」でチェック済みのカラムが、データセットのフィールドとして使用されます。
不要なフィールドはチェックを外してください。上記のキャプチャ画像では、「理論月収」「理論年収」のチェックを外したため、該当データセットから除外されます。
4. プレビュー内の「更新」ボタンをクリックします。設定変更後の内容を実データで確認してください。
5. データ確認後、問題なければ「保存」ボタンをクリックしてください。
データセットを作成する(フィールド名を変更する)
データセット作成時に、データセットのフィールド名を変更することができます。
なお、同一データセット内でフィールド名を重複させることはできません。
1. 「設定」タブ>「テーブル管理」>「データセット」の画面を表示し、画面右上または中央の「新規作成」ボタンをクリックします。
2. 任意のデータセットの名称を入力し、使用するテーブルを選択し、「作成」ボタンをクリックします。
3. 右側メニュー「フィールド設定」から、フィールド名横の三点リーダーをクリックして「フィールド名を設定」をクリックします。4. フィールド名に任意の名称を入力し、「保存」ボタンをクリックします。
保存後、変更後のフィールド名が表示されます。5. プレビュー内の「更新」ボタンをクリックします。フィールド名が変更されていることを確認してください。
6. データ確認後、問題なければ「保存」ボタンをクリックしてください。
データセットを作成する(社員をフィルタリングする)
データセット作成時に、フィルタリングしてレコードを除外することができます。
データセットを部門人事や組織長(分析者)に共有する際、特定部署は以下の社員のみに限定したい、等のケースを想定しています。
1. 「設定」タブ>「テーブル管理」>「データセット」の画面を表示し、画面右上または画面中央の「新規作成」ボタンをクリックします。2. 名前に任意のデータセット名を入力し、使用するテーブルに「月次社員情報」を選択し、「作成」ボタンをクリックします。
3. 右側メニュー「フィルタ設定」から、データセット内に含めたいレコードとなるように、フィルタリング設定を行います。
例えば、下記組織図の階層1である「営業本部」配下の社員を対象にし、他社員は除外したい場合は、下記手順で設定してください。カラム「主務_部署1」を選択します。
条件を「次を含む」を選択し、条件値に「営業本部」と入力します。
条件「次を含む」で、複数の値を対象にしたい場合は、改行区切りで複数文字列を入力してください。
4. プレビュー内の「更新」ボタンをクリックします。
設定変更後の内容を実データで確認してください。
手順の3において、階層1である部署「営業本部」配下の社員のみが抽出され、他部署社員が除外されていることが確認できます。
5. データ確認後、問題なければ「保存」ボタンをクリックしてください。
データセットを作成する(外部データとHRMOSデータを掛け合わせる)
複数のテーブルを結合してデータセットを作成できます。
標準テーブル、外部データテーブルを自由に結合することができます。
複数のテーブルを使用したデータセット作成には、一定以上のデータリテラシーが必要になります。
具体的には以下の知識が必要です。
・リレーショナルデータベースの概念を把握する
例)結合の概念(left join、結合キーなど)のご理解
・分析したいことに対して、どのようなデータ構造が必要かの判断
例)社員1名につき複数レコード存在して問題ないか、キーは何になるべきか等のご理解
最初に選択したテーブルに対して、最大9テーブルを結合できます。
(最初に選択したテーブルと、追加で選択したテーブルが left join で結合となります)
ここでは、インポートした外部データとHRMOSデータを結合する手順を記載します。
また、下記のような分析を行う目的でデータセットを作成します。
・営業成績を推移で分析したい
・部署別、役職別、などの切り口で分析したい
・営業情報は外部データを使用
1. データセット作成の前提として、外部データ 営業情報をインポートし、外部データテーブルを作成します。
外部データテーブル作成の手順は、<こちら>を参照してください。
なお、月次社員情報と掛け合わせて推移の分析を行う場合は、外部データテーブルに「月初日」に該当するカラムを作成してください。
標準テーブルとして提供する推移データは月単位であり「月初日」に該当するカラムを作成してください。
標準テーブルとして提供する推移データは月単位であり「月初日」がキーになっています。
結合するために外部データテーブルにも「月初日」が必要となります。
下記のような営業情報の場合、「発生日」に該当する月初日を「月初日」カラムとして、外部データテーブルを作成してください。2. 「設定」タブ>「テーブル管理」>「データセット」を開きます。画面右上または画面中央の「新規作成」ボタンをクリックします。
3. 名前に任意のデータセット名を入力し、結合元となるテーブルを選択し、「作成」ボタンをクリックします。
結合元とするテーブルは、分析したい内容に合わせて選択してください。
今回の営業情報を元にした分析では、月単位で営業情報にレコードがない社員については、売上0円として分析したいため、全社員のレコードを持つ「月次社員情報」を結合元として使用します。
4. 画面左上の「テーブルを追加」ボタンをクリックし、結合したいテーブルを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
ここでは、手順1で作成した営業情報を元とした外部データテーブル「営業データ」を選択します。
5. テーブル間の結合設定として結合キーを設定し「追加」ボタンをクリックします。
ここでは、月単位の推移データを持つ標準テーブル「月次社員情報」と、外部データテーブル「営業データ」の結合設定を行います。
今回は、営業情報を推移で分析する目的であるため、月別の営業情報としてデータを作成します。
そのため、下記のように「月初日+社員」で結合します。
なお、社員の結合は、社員を一意に特定できるカラムを結合してください。
システム内部的には「社員ID」がキーとなりますが、「社員コード」「メールアドレス」など社員を一意に特定できるカラムであれば問題ありません。
6. 右側メニュー「フィールド設定」から、分析で使用しないフィールドのチェックを外して除外し、使用するフィールドをチェックします。データセットで使用できるカラム数は最大100カラムまでです。
また、フィールド選択時に下記エラーが発生する場合があります。
同一データセット内でフィールド名は重複できないため、選択したフィールド内で同じフィールド名が存在する場合はエラーとなります。
<こちら>の手順を参照しフィールド名を変更してください。
7. プレビュー内の「更新」ボタンをクリックします。
設定変更後の内容を実データで確認してください。
月単位で1社員につき1レコードが存在し、複数テーブルのカラムが使用されていることが確認できます。
データセットテーブルは、親子孫結合で用意することができます。(2025年3月アップデート)
テーブル結合を活用することにより、柔軟な分析が可能となりますが、レコード数が多くなると、分析が複雑化して目的の可視化ができなかったり、表示に時間がかかってしまう場合があります。
必要以上なテーブル結合はせずに、目的にあったデータセットテーブルを用意することをおすすめします。
データセットを編集する
データセットの作成後も、データセットを編集することができます。(2025年3月アップデート)
分析で使用するテーブルやフィールドを追加したり、データセット名を変更することが可能です。
ここでは、作成後のデータセットに対して、外部データテーブルを追加して、データセットを更新する手順を説明します。
データセットの編集機能を使用することで、分析の編集もしやすくなりますが、編集内容によっては、共有済みの分析・ダッシュボードのデータに影響を与える場合があります。
なお、一度更新したデータセットを元に戻すことはできません。
安全を重視する場合は、データセットを複製し、分析・ダッシュボードから置き換えする方法をおすすめしております。
編集による影響を十分ご理解のうえ、更新を行なってください。
1. 「設定」タブ>「テーブル管理」>「データセット」を開きます。編集したいテーブルを選択します。
2. 画面右上の「編集」をクリックします。
注意文が表示されます。内容をご確認のうえ、「編集」をクリックしてください。
3. データセットの編集画面に切り替わります。編集したい操作を行います。
ここでは、「テーブルを追加」>任意の外部データテーブルを追加し、データセット名を変更します。
4. 編集が完了したら、「保存」をクリックします。
5. 行われた操作によっては、詳しい注意文が表示されます。
内容をご確認のうえ、問題なければ、チェックを入れて、「保存」をクリックします。
6. データセットが更新されます。内容をご確認ください。
以上でデータセットの編集は完了となります。
データセットを共有する
データセットは、管理者権限ユーザーに対しては作成時に自動で共有され、編集や分析での使用が可能です。
分析者権限ユーザーがデータセットを分析で使用するためには、当操作でデータセットを共有する必要があります。
1. 「設定」タブ>「テーブル管理」>「データセット」を開きます。共有したいテーブルを選択します。
2. 画面右上三点リーダーをクリックし、「共有」を選択します。
3. 共有したい分析者権限ユーザーの権限を「共有する」に変更し、「保存」ボタンをクリックします。
なお、管理者ユーザーはシステムにより自動で共有されるため、「共有しない」に変更することはできません。
データセットを削除する
作成したデータセットは削除できます。
ただし、分析・ダッシュボードで使用されているデータセットを削除した場合、該当の分析・ダッシュボードは正常に表示できなくなります。
削除後はもとに戻せないため、削除時はご注意ください。
1. 「設定」タブ>「テーブル管理」>「データセット」を開きます。
削除したいテーブルを選択します。
2. 画面右上の3点リーダーをクリックし、「削除」を選択します。
削除して問題ない場合は、「削除」ボタンをクリックします。