概要
ダッシュボードでは、HRMOS COREで作成したカスタム項目を連携して「カスタムセクションテーブル」を作成することで、テーブルとして一元管理できます。
一元管理するテーブルを自由に組み合わせてデータセットを作成し、分析を行うことで、カスタム項目データについて分析が可能になります。
作成したカスタムセクションテーブルは、作成時点のデータが連携され利用可能になります。翌日以降は標準テーブルと同様に1日1回自動でデータが連携されます。
また、カスタムセクションテーブルは管理者権限ユーザーのみが操作可能です。作成したカスタムセクションテーブルは、作成者に限らず全ての管理者権限ユーザーが操作可能になります。
本記事では、カスタム項目の連携・カスタムセクションテーブルの作成方法、および分析利用方法について説明します。
目次
- カスタムセクションテーブルを作成する
- カスタムセクションテーブルを利用したデータセットを作成し、分析で利用する
- 推移データを可視化するためのデータセット
- カスタムセクションテーブルの名前を変更する
- カスタムセクションテーブルを削除する
-
補足・注意点
・連携済みカスタム項目に対してHRMOS COREで変更した場合の影響
・カスタムマスタの項目および属性を連携する
カスタムセクションテーブルを作成する
カスタムセクションテーブルは、適用期間単位で作成する、または月次単位で作成する(2025年10月アップデート)ことができます。
1. 「設定」タブ > 「テーブル管理」 > 「ユーザー定義テーブル」 > 「カスタムセクションテーブル」を開きます。
画面右上、または、画面中央の「作成」ボタンから、「カスタムセクションテーブルを作成」をクリックします。
2. 連携したいカスタムセクションとレコード単位を選択します。
レコード単位は、カスタム項目の分析用途に応じて選択することをおすすめします。
・履歴(適用日)のデータのみを分析で扱いたい:「適用期間」を選択
・履歴(適用日)のデータがない月も補完して分析で扱いたい:「月次」を選択
月次レコードで扱える期間や補完ロジックについては、以下をご参照ください。
3. テーブル名と説明(任意)を入力して、「保存」を選択します。
4. 選択したカスタム項目について、カスタムセクションテーブル作成と初回データ連携が開始されます。
「作成中」ラベルが付与されているカスタムセクションテーブルは作成と初回データ連携中です。初回データ連携が完了するまで、対象のテーブルは利用できません。完了まで数分かかります。
作成と初回データ連携が完了すると、「作成中」ラベルが表示されなくなり、利用可能になります。
カスタムセクションテーブルは下記のカラムを提供します。
・基本情報:カスタムセクションテーブル共通カラム
・カスタム項目:連携したHRMOS COREのセクション内に含むフィールド
※フィールドタイプが「プルダウン(複数選択)」「チェックボックス」であるフィールドは対象外です。
※「年月」「年」「月」カラムは、レコード単位を月次で作成された場合のみ生成されます。
| フォルダ | カラム名 | 補足 |
| 基本情報 | 社員ID | - |
| 適用開始日 | 対象社員、カスタム項目において、対象履歴データの適用日 | |
| 適用終了日 | 対象社員、カスタム項目において、新しい履歴データが追加され、対象履歴データの適用が終了した日 | |
| ソート番号 | セクションが「複数レコード型」の場合のみカラムあり | |
| 年月 | 月次テーブルのみ生成 | |
| 年 | 月次テーブルのみ生成 | |
| 月 | 月次テーブルのみ生成 | |
| 現在適用中 |
対象社員、カスタム項目において、現在適用されている履歴データを示すフラグ。現在適用されている場合は1、適用されていない場合は0 |
|
| 社員コード | - | |
| メールアドレス | - | |
| 氏名 | - | |
| カスタム項目 | <連携対象セクション内のフィールド> | - |
| ・・・ | - |
例)下記のカスタム項目をカスタムセクションテーブルに連携した場合
該当社員におけるデータは下記になります。履歴ごとにデータが作成され、社員×履歴 ごとにデータが存在します。
カスタムセクションテーブルを利用したデータセットを作成し、分析で利用する
作成したカスタムセクションテーブルを利用してデータセットを作成します。
データセットに関する画面操作方法は、<こちら>を参照してください。カスタムセクションテーブルを利用して他のテーブルと組み合わせて自由にデータセットが作成し、分析で利用できます。
ここでは、カスタムセクションテーブルを利用した主なデータセットの作成例、分析での利用例を記載します。
現時点データを可視化
下記のような分析用途に合わせたデータセットを作成します。
・現時点の最新データで可視化したい
・所属部署、雇用条件などの基本的な属性情報と掛け合わせて分析したい
カスタムセクションテーブルには、所属部署、雇用条件などの基本的な情報が含まれていません。そのため、現時点の基本的な属性情報と掛け合わせて分析したい場合は、「社員情報」テーブルと結合してデータセットを作成します。
1. データセットを作成する
データセット作成では、下記のように結合設定を行います。
ここで、「過去・未来の適用日データを含める」のチェックは外します。チェックした場合、該当のカスタム項目の全ての履歴データが含まれます。そのため、現時点データで可視化したい場合はチェックを外すことで、現在適用中のデータのみで作成できます。
※レコード単位を月次で作成されたテーブルは、上記のチェックは表示されません。
なお、上記のチェックを外した場合、データセットのフィルター設定で「現在適用中=1」が適用されます。当設定により、現在適用中のデータのみで作成可能となります。
2. 分析で利用する
1. で作成したデータセットを利用して、分析を作成します。
推移データを可視化するためのデータセット
下記のような分析用途に合わせたデータセットを作成します。
・推移データで可視化したい
・所属部署、雇用条件などの基本的な属性情報と掛け合わせて分析したい
基本的な属性情報と掛け合わせて推移の分析したい場合は、「月次社員情報」テーブルと結合してデータセットを作成します。
1. データセットを作成する
データセット作成では、下記のように結合設定を行います。
ここで、「過去・未来の適用日データを含める」をチェックします。チェックした場合、該当のカスタム項目の全ての履歴データが含まれます。そのため、推移データで可視化したい場合はチェックすることで、全履歴を推移で分析できるデータセットが作成できます。
また、月次社員情報の月初日とカスタムセクションテーブルの適用開始日(または、対象セクション内の日付型フィールド)を月単位で結合することで、カスタム項目の履歴データと、社員の基本情報の履歴を合わせた推移データとなります。上記例では、セクション内の「実施日」を結合で利用しています。
2. 分析で利用する
1. で作成したデータセットを利用して、分析を作成します。
カスタムセクションテーブルの名前を変更する
カスタムセクションテーブルの作成後は、テーブル名、説明の変更が可能です。
1. 「設定」タブ > 「テーブル管理」 > 「ユーザ定義テーブル」 > 「カスタムセクションテーブル」を開きます。
編集したいカスタムセクションテーブルを選択し、現在のテーブル名を確認します。
2. 画面右上の 鉛筆マークをクリックします。
3. テーブル名を変更し、画面右下の「保存」ボタンをクリックします。
カスタムセクションテーブルを削除する
作成したカスタムセクションテーブルは削除できます。
1. 「設定」タブ > 「テーブル管理」 > 「ユーザ定義テーブル」 > 「カスタムセクションテーブル」を開きます。
削除したいカスタムセクションテーブルを選択します。
2. 画面右上の三点リーダーから「削除」ボタンをクリックします。
削除して問題ない場合は、「削除」をクリックします。
該当カスタムセクションテーブルをデータセットで使用している場合は削除できません。削除したい場合は、先に対象データセットを削除してください。
補足・注意点
連携済みカスタム項目に対してHRMOS COREで変更した場合の影響
ダッシュボードで連携済みのカスタム項目に対してHRMOS COREで変更した場合、変更内容によりダッシュボードに影響があり、エラーが発生する場合があります。
セクション内にフィールド追加された場合
・エラー発生しない
・次回データ連携時に、HRMOS COREで追加されたフィールドを、カスタムセクションテーブルのカラムとして自動追加します
セクション内でフィールド削除された場合
・設定によりエラー発生する
・次回データ連携時に、HRMOS COREで削除されたフィールドを、カスタムセクションテーブルのカラムから自動削除します
・既存のデータセットで削除対象フィールドを利用している場合はエラーとなり利用不可となる
・利用不可となったデータセットを利用している分析/ダッシュボードのビジュアルがエラーとなり正常に表示されない
セクション自体が削除された場合
・設定によりエラー発生する
・次回データ連携時に、削除対象カスタムセクションテーブルはエラーとなり利用不可となる
・既存のデータセットで削除対象カスタムセクションテーブルを利用している場合はエラーとなり利用不可となる
・利用不可となったデータセットを利用している分析/ダッシュボードのビジュアルがエラーとなり正常に表示されない
なお、利用不可になったデータセットを使った分析を復旧したい場合は、利用不可となったデータセットを削除して新しくデータセットを作成してください。分析で利用不可となったデータセットから再作成したデータセットに置き換えることで復旧できます。
カスタムマスタの項目および属性を連携する
カスタムマスタを使用している社員情報も連携することができます。(2025年10月アップデート)
カスタムマスタを参照している社員情報を連携した場合の仕様は以下の通りです。
※カスタムマスタの仕様については、<こちら>をご参照ください。
- 項目として連携される値は、"カテゴリ1 > カテゴリ2 > 項目名"の1カラムとなります。
カテゴリでカラムを分けて連携することはできません。 - 属性として連携される値は、カスタムマスタの仕様と同様、テキスト型 / 数値型 / 日付型の3パターンとなります。
- カスタムマスタは単一レコード型セクションでのみ使用可能となります。