誰がこの機能を使用することができますか?
管理者/一部の権限グループ
概要
HRMOS COREの権限設定には、「組織長」および「部下情報の権限保有者」の "役職" ごとに権限管理ルールを用意できる機能(=役職権限)があります。
「組織長」・「部下情報の権限保有者」の役職ごとに部下情報の閲覧・編集権限を設定することで、マネジメント業務をより円滑に回すことが可能になります。
この記事では、「組織長」・「部下情報の権限保有者」の役職ごとに権限を設定する方法をご説明します。
【ご注意点】
・役職ごとの権限を適用するには、下記の設定が完了していることが必須条件となります。
①適用対象者が「組織長」・「部下情報の権限保有者」に設定されていること
②適用対象者に、役職が設定されていること
③「役職権限」が設定されていること
※役職権限を設定するには、あらかじめ役職のマスタ登録をする必要があります。
マスタの登録方法は<こちら>をご参照ください。
・適用される権限は、配属上、”「主務」に設定されている役職権限” で、適用される範囲は「配属上の全ての部下(”自部署に所属する社員” および ”自部署の配下の部署に所属する社員”)」となります。
・「組織長(部下情報の権限保有者)だが、主務部署で役職がない」「役職はあるが、組織長(部下情報の権限保有者)ではない」といったケースでは、役職権限は適用されません。
・役職権限の設定・編集操作ができるのは、管理者 もしくは「Employeeの設定」の編集権限を持つAdminユーザのみです。役職権限の設定・編集操作を行う権限が付与されていない場合は、貴社のHRMOS CORE管理者へお問い合わせください。
役職権限の設定・編集操作を行う権限を付与する方法は、本記事の<Adminユーザーへ、役職権限の設定・編集を行う権限を付与する>をご参照ください。
目次
利用シーン
組織長に部下情報の閲覧・編集権限を付与する際に、「部長」や「課長」など、組織長・部下情報の権限保有者の「役職」に応じて閲覧させる情報を設定する。
※役職権限は、Employee(社員画面)の「社員詳細画面」および「チーム」タブにおいて適用されます。
| 役職ごとの「チーム」タブにおけるデータセットの表示例 | |
| 「部長→部下」の権限 | 「課長→部下」の権限 |
機能概要
役職権限が適用される対象や適用先、適用ルールは以下です。
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項目 |
説明 |
補足 |
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誰が |
・主務部署で役職がある「組織長」 |
「組織長」もしくは「部下情報の権限保有者」であることが条件(組織長ではない役職者は対象外) |
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どうなる |
「役職別の権限」を使って、部下の社員情報を閲覧・編集できるようになる |
「組織長の権限」が「役職別の権限」に置き換わる(「役職別の権限」が適用されている組織長は、「組織長の権限」は適用されない) |
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権限適用先 |
・組織図上の部下全員の「社員情報」 ・組織シミュレーション機能 |
兼務部署の部下、兼務所属社員にも適用される |
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ルール |
適用される役職は、主務部署での役職を採用する |
(例)A部署(主務)で部長、B部署(兼務)で課長を担っているXさん |
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役職権限は、「Employee > 社員情報の権限」で該当の役職権限が設定されていれば適用される |
(例)部長権限のみ設定し、課長権限は未設定の場合 |
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(例)「マネージャー」という役職が、役職マスタから削除された場合 |
・「機能概要」に記載の通り、役職権限は、主務部署での役職が権限適用先に適用されます。
そのため、「主務部署と兼務部署で役職が異なる組織長」、「主務部署では役職がない組織長」などに対しては、役職権限と実配属で齟齬が出てしまいます。
権限管理ルールを十分にご確認いただいたうえで、役職権限を設定してください。・「部署情報の権限」「データセットの権限」に対しては、役職権限は適用されません。
サンプルケース
配属パターンごとの適用される権限を、『採用人事部の組織長Aさん』を例にご紹介します。
※HRMOS COREでは「部下」は、”自部署に所属する社員” および ”自部署の配下の部署に所属する社員” を指します
配属パターン①:Aさんの主務の役職が「部長」のケース
「部長→部下」の権限が、部下に対して適用されます。
配属パターン②:Aさんが、主務と兼務で別々の役職を持っているケース
(例1)Aさんの役職「主務:部長」「兼務:課長」
「部長→部下」の権限が、主務・兼務両方の部下に対して適用されます。
(例2)Aさんの役職「主務:課長」「兼務:副部長」
「課長→部下」の権限が、主務・兼務両方の部下に対して適用されます。
配属パターン③:上位階層の役職者が、兼務でAさんの部署の配下メンバーにいるケース
「部長→部下」の権限が、上位階層の役職者にも適用されます。
※主務で上位階層にいる役職者が、兼務で配下メンバーとして所属している場合、Aさんの部下とみなして社員情報へのアクセスが可能になりますので、ご注意ください。
※「組織長だが、主務部署で役職がない」「役職はあるが、組織長ではない」といったケースでは、役職権限は適用されません。
組織長・部下情報の権限保有者の「役職権限」を設定する
1. 役職権限を追加する
1. HRMOS Admin(管理画面)より、「会社」タブ > Employeeの設定 > 社員情報の権限 を開き、「役職権限の追加・削除」をクリックします。
2. 「役職権限の追加・削除」の画面にて、役職権限を追加します。
※役職は、「会社」タブ >「役職」に登録されているマスタの中から選択できます。役職のマスタの登録方法は<こちら>をご参照ください。
3. 右下の「保存」をクリックすると、役職権限が追加されます。
役職権限を追加した時点では、「組織長→部下」の権限がコピーされた状態で作成され、役職に合致する組織長に、追加した役職権限が即時適用されます。
役職権限を追加したら、次は役職ごとに、部下情報の閲覧・編集権限を設定します。
2. 役職ごとに、部下情報の閲覧・編集権限を設定する
部下の社員情報に対しての閲覧・編集権限を設定する「役職権限」において、セクション単位→フィールド単位で権限設定をします。
例として、「部長→部下」の権限に「業務情報>雇用条件>理論年収」のフィールドの閲覧権限を付与します。
1. まずはセクション単位で閲覧・編集権限を設定します。
「会社」タブ > Employeeの設定 > 社員情報の権限 において、セクション「雇用条件」の右側に表示されている をクリックします。
2. セクションの権限設定画面が開くので、「部長→部下」に「セクション:閲覧可、履歴:閲覧可」を選択します。
「保存」をクリックすると、セクション単位での権限設定は完了です。
3. 次にフィールド単位で閲覧・編集権限を設定します。
「理論年収」のフィールドのアイコンをクリックして「閲覧可」に変更します。
※手順2にて「セクション:閲覧可」と設定したため、フィールドの権限設定では「閲覧可」「閲覧不可」のいずれかを選択可能です。
各フィールドの権限設定が完了したら、部下の社員情報の権限設定は以上です。
Employeeの権限設定の詳細は<こちら>をご参照ください。
4. 必要に応じて、「チーム」タブで利用可能なデータセットの閲覧権限を設定します。
設定手順は、記事<【チーム機能】設定方法>をご参照ください。
・データセットの閲覧権限は、役職ごとに設定できません。
役職者を含めた全ての「組織長」および「部下情報の権限保有者」で共通の設定となります。・データセットの権限を「閲覧可」にすると、全ての組織長・部下情報の権限保有者の
Employee(社員画面)>「チーム」タブにデータセットが表示されますが、データセットの表示結果は、
役職ごとに設定した権限に基づいて、フィールド単位で表示 / 非表示となります。
役職権限を削除する
設定した役職権限を削除する場合の手順をご説明します。
1. HRMOS Admin(管理画面)より、「会社」タブ > Employeeの設定 > 社員情報の権限 を開き、「役職権限の追加・削除」をクリックします。
2. 「役職権限の追加・削除」の画面にて、権限を削除する役職の右側の (ゴミ箱アイコン)をクリックします。
3. 右下の「保存」をクリックすると、役職権限が削除されます。
削除された役職の組織長は「組織長→部下」の権限が即時適用されます。
※削除をした役職権限は復元することができません。再度役職権限を設定する場合は、本記事<組織長・部下情報の権限保有者の「役職権限」を設定する>の手順にて設定してください。
・役職権限を削除しても、役職自体は削除されません。
役職自体を削除する場合は、「会社」タブ >「役職」よりマスタの削除を行ってください。
マスタの削除方法は<こちら>をご参照ください。
・役職マスタから削除すると、該当の役職権限も削除されますので、ご注意ください。
Adminユーザーへ、役職権限の設定・編集を行う権限を付与する
管理者以外のAdminユーザーに対して、役職権限の設定・編集操作を行う権限を付与する方法をご説明します。
1. HRMOS Admin(管理画面)より、「会社」タブ >「Adminの設定」>「グループ」をクリックし、役職権限の設定・編集を行う権限を付与したいグループをマウスオーバーして、エンピツアイコンをクリックします。
2. 「会社(Employeeの設定)」>「社員情報の権限の操作」の「編集」にチェックを入れて、「保存」をクリックすると設定は完了です。