概要
この記事では、カスタム分析で作成したシート間のフィルターについての適用方法を説明します。
シート間でのフィルターの適用は、パラメータを用いてフィルターを設定することで可能となります。
事例を用いて説明しておりますので、お客様の分析に読み替えてご利用ください。
事例
「退職者推移のグラフをクリックしたら、該当する年度の退職者リストを表示する」を事例として説明します。
事前準備としまして、「退職者推移グラフ」と「退職者リスト」を別シートで作成します。
退職者推移グラフ
退職者リスト
目次
・設定手順
・1. フィルターに使用するパラメータを作成する
・2. フィルターとパラメータを関連付ける
・3. アクションを追加してパラメータを設定する
・注意点・補足
設定手順
1. フィルターに使用するパラメータを作成する
分析画面の左上にある「パラメータ」を選択します。
パラメータ一覧から、「追加」を選択します。
パラメータ設定が開きます。
必須項目を入力・選択して、作成を選択します。
ここでは、「年度で絞り込み」で用いるパラメータを設定します。
(パラメータは複数設定できますので、どのような操作で用いるパラメータかを区別できる名前を設定することをおすすめします。)
これでパラメータの追加は完了です。
使用用途は後から設定できますので、「閉じる」を選択します。
パラメータ一覧に設定したパラメータが表示されていることを確認してください。
2. フィルターとパラメータを関連付ける
フィルターにパラメータを関連付ける設定を行います。
「退職者リスト」(フィルターを適用するビジュアル)を選択し、分析画面の左上にある「フィルター」を選択します。
フィルター覧から、「追加」を選択します。
パラーメータと関連付けるフィールドを選択します。
ここでは、「年度で絞り込み」を関連付けますので、「年度」を選択します。
フィルターの編集を行います。
「パラメータを使用」にチェックを入れることで、パラメータと関連付けができます。
チェックを入れると、確認ダイアログが開きます。
フィルターの適用をすべてのシートのビジュアルとする場合は「はい」を、しない場合は「いいえ」を選択してください。
※適用先は後からでも設定できます。
ここでは、社員リストに対してのみフィルターを適用するので、「いいえ」を選択します。
パラメータを選択できるようになります。
作成済みの「SelectYear」を選択し、適用を選択します。
この設定によって、「SelectYear」の値が「年度のフィルター」に関連付けられた状態となります。
フィルター一覧に設定したフィルター条件が表示されていることを確認してください。
3. アクションを追加してパラメータを設定する
アクション(操作)からパラメータを更新する設定を行います。
ここでは、「退職者推移グラフ」のアクションに対してパラメータを更新するようにします。
「退職者推移グラフ」(アクションを設定するビジュアル)を選択し、三点リーダーから「アクション」を選択します。
アクション一覧から、「新規アクションを設定」 > 「カスタムアクションを定義する」を選択します。
アクションの設定を行います。
アクティベーションは、アクション直後に変更を適用したい場合は「選択」を、アクションを適用するか選択させたい場合は「メニューオプション」を選択してください。
ここでは、「メニューオプション」を選択します。
アクションタイプでは、「ナビゲーションアクション」を選択してください。
※別シートのビジュアルへアクションを適用させるには、ナビゲーションアクションを選択する必要があります。
ターゲットシートでは、アクションを適用するシートを選択してください。
ここでは、「退職者リスト」を選択します。
最後に、アクションによって値が変わるパラメータを選択します。
右上の「+」を選択して、パラメータを追加してください。
アクションに関連付くパラメータを設定します。
ここでは、「年度」の値を「SelectYear」に格納する、とします。
選択が完了したら、「追加」を選択します。
この設定によって、退職者推移グラフのアクションで「年度」の値が「SelectYear」に適用されるとなります。
パラメータが追加されていることを確認して、「保存」を選択します。
これでアクションの設定は完了となります。
設定はこれで以上となります。
正しく設定できているか、動作確認を行なってください。
動作確認として、退職者が2名の「2023年度」のグラフをクリックします。
「年度フィルター」アクションが追加されていることを確認して、選択します。
※アクティベーションで「メニューオプション」を選択しているため、メニューとしてアクションが表示されます。
「年度フィルター」を選択すると、自動的に「退職者リスト」へ遷移して、「2023年度」の退職者が表示されるようになります。
注意点・補足
- 上手くフィルターが適用されない場合は、手順のどこかに不備がある可能性があります。
特に、パラメータの関連付け(フィルターへの適用、アクションへの適用)が正しく設定されているか、ご確認ください。 - 同一シートへのビジュアルにフィルターを適用する場合は、本記事のような設定は不要です。
(アクション > 「フィルターアクション」で同様のフィルターが適用できます。)
別シートへのフィルターがうまくいかない場合は、同一シートでの表示をご検討ください。