概要
この記事では、カスタム分析で、マスタの項目を用いたコントロールフィルターの適用方法を説明します。
コントロールフィルターの適用は、パラメータをコントロールに追加しフィルターを設定することで可能となります。
事例を用いて説明しておりますので、お客様の分析に読み替えてご利用ください。
事例
「分析サンプル『社員数推移・構成比』のコントロールに「等級」を追加・フィルターできるようにする」を事例として説明します。
事前準備としまして、分析サンプル『社員数推移・構成比』を作成しておきます。
分析サンプル『社員数推移・構成比』
目次
・設定手順
・1. コントロールフィルターに使用するパラメータを作成する
・2. コントロールを追加する
・3. コントロールの選択にフィルターを適用する
・4. コントロールフィルターの結果を確認する
・[tips] 分析で使用している複数のデータセットにフィルターを適用したい
・注意点・補足
設定手順
1. コントロールフィルターに使用するパラメータを作成する
分析画面の左上にある「パラメータ」を選択します。
パラメータ一覧から、「追加」を選択します。
パラメータ設定が開きます。
項目を入力・選択して、作成を選択します。
ここでは、「等級で絞り込み」で用いるパラメータを設定します。
2. コントロールを追加する
パラメータを作成すると、続けて、パラメータの使用用途を選択します。
ここでは、「コントロール」を選択します。
コントロールへの追加は後からでも設定できます。
後から設定する場合は、パラメータ一覧から「コントロールを追加」を選択してください。
コントロール設定が開きます。
項目を入力・選択して、追加を選択します。
今回は、「等級マスタの値でフィルターする」が期待結果となるため、以下の通りに設定します。
コントロールの名前:「等級」
コントロールのスタイル:「ドロップダウン」
コントロールの値:「データセットフィールドへのリンク」 > データセット「社員情報」 > フィールド「等級」
この設定によって、「コントロールの選択肢を等級マスタの値にする」となります。
コントロールの項目に「等級」が追加されます。
プルダウンを開き、等級マスタの値が選択できるようになっていることを確認してください。
3. コントロールの選択にフィルターを適用する
コントロールの選択に応じてビジュアルがフィルターされるよう、フィルターとパラメータの関連付けを行います。
任意のビジュアル(フィルターを適用するビジュアル)を選択し、分析画面の左上にある「フィルター」を選択します。
フィルター覧から、「追加」を選択し、「等級」を追加します。
フィルターの編集を行います。
「パラメータを使用」にチェックを入れることで、パラメータと関連付けができます。
今回は、「コントロールのフィルターをすべてのビジュアルに適用する」が期待結果となるため、以下の通りに設定します。
適用先:クロスシート
フィルタータイプ:カスタムフィルター
パラメータを選択:ParamGrade
一通り設定が完了したら、「適用」を選択します。
この設定によって、「ParamGrade」の値が「等級フィルター」に関連付けられた状態となります。
4. コントロールフィルターの結果を確認する
これでコントロールとフィルターの設定は完了となります。
コントロールから任意の等級を選択し、フィルターが適用されることを確認してください。
[tips] 分析で使用している複数のデータセットにフィルターを適用したい
ここまでの設定で、コントロール「等級」によるフィルターの設定はできましたが、ビジュアル「社員数の推移」は絞り込みされておりません。
これは、ビジュアル「社員数の推移」で使用しているデータセットとコントロールフィルターの設定値となっているデータセットが異なっていることが原因です。
このように、分析で複数のデータセットを用いている状態で、異なるデータセットにもフィルターを適用したい場合、同名のフィールド名が存在していれば、「クロスデータセットを適用」することで、フィルターを適用することができます。
今回は、「社員情報」にも「月次社員情報」にも「等級」フィールドが存在しているため、「クロスデータセットを適用」にチェックを入れることで、共通でフィルターを適用することができます。
「月次社員情報」の「等級」フィールドにもフィルターが適用されていることを確認してください。
注意点・補足
- 上手くフィルターが適用されない場合は、手順のどこかに不備がある可能性があります。
特に、パラメータの関連付け(フィルターへの適用)が正しく設定されているか、ご確認ください。